バス釣りのロッドを選ぶ時に知っておきたい種類、部位の名称

釣りをするにはロッド(竿)が必要です。釣り経験者に「どんなロッドが良いの?」と聞くと、メーカーやロッドの名前を教えてくれるのとは別に、

  • ティップはソリットがいいよ
  • テーパーはレギュラーがいいよ

というように、ロッドの名称でその特徴をおすすめしてくる人もいます。

ロッドの種類や部位の名称などが分かると、ロッド選びがわかりやすく、面白くなります。

ロッドの種類

ロッドは、装着するリールによって大きく2種類に分けられます。ロッドを握った時、下にリールが来るのがスピニングリール、上に来るのがベイトリールです

▲スピニングリール用ロッド

▲ベイトリール用ロッド

他にもガイドのサイズに違いがあり、スピニングロッドはガイドのサイズが大きく、ベイトリールはコンパクトな作りになっています。ルアーを投げた時、糸のすり抜けが良いようにこのような使い分けがされています。

▲スピニングリール用ロッド

▲ベイトリール用ロッド

あと、トリガーの有無などといった違いがあります。スピニングリール用のロッドでベイトリールを使ったり、ベイトリール用のロッドでスピニングリールを使ったりすることはできないので、購入の際には注意しましょう。

ロッドの部位の名称

ロッドは、主に以下4つのパーツでできています。

  • ティップ……ロッドの先端部分(穂先)を示しています
  • ベリー……ティップとバッドの間の中間部分を示しています
  • バッド……ロッドの根本を示しています
  • グリップ……ロッドの持ち手、握る部分を示しています

ここからは、それぞれのパーツの選び方について解説していきます。

ティップの選び方

ロッドは筒状になっており、先端部分のティップも、筒状の「チューブラーティップ」と言われるものが定番になっています。

イメージとして、チューブを上から押しつぶすと、綺麗な円が押しつぶされて横長に伸びます。そこで生まれるのが反発力です。反発力が生まれるのは基本的に良いことなのですが、強すぎるとバラしやすくなったり、当たりが取りづらかったりということに繋がります。

そこで、「ソリッドティップ」というものもあります。これは、穂先が筒状ではなく、棒状で空洞がないタイプのティップです。

ソリッドティップは、チューブラーティップと違って素直に竿先が曲がってくれ、軽く啄むような当たりがわかったり、フッキングがうまく決まったりします。

自分投げたいルアーなどに合わせて、この2つの中から選ぶことをオススメします。

ロッドの硬さ

ロッドは、硬さによって投げられるルアーのウエイトやロッドの強度などが変わってきます。

  • UL (ウルトラライト)
  • L  (ライト)
  • ML (ミディアムライト)
  • M  (ミディアム)
  • MH (ミディアムヘビー)
  • H  (ヘビー)
  • XH (エクストラヘビー)

以下では、それぞれの重さのロッドの特徴を解説していきます。

UL(ウルトラライト)

1.5g〜8gのルアーに適しています。 フィネス の釣りがメインで、小さくてとても軽いワームや重りをつけないノーシンカーだったり、軽い重りを使ったホバスト、ダウンショットリグなどバスに見切られたくないライトリグ(繊細な釣り)に特化しています。

L(ライト)

3g〜12gのルアーに適しています。ライトリグやノーシンカーワーム、スモラバと言われるラバーがついた重りにワームをつける釣りや小型プラグと言われるルアーを扱う事ができます。

ML(ミディアムライト)

5g〜18gのルアーに適しています。針の頭に重りがついたジグヘッドや小型プラグから中型プラグなどが扱えます。特化した釣り方ではなくいろんな釣り方ができる硬さです。

M(ミディアム)

7g〜23gのルアーに適しています。中間クラスの硬さなので、ライトリグやテキサスリグと言ったワームを使う釣りと中型プラグ、スピナベ、スイムジグなどの巻物の釣りと言ったなんでもこなせる硬さです。

MH(ミディアムヘビー)

10g〜35gのルアーに適しています。高比重ワームと言ったボリュームのあるワームや重ためのシンカーを使ったテキサスリグ、大きめのハードプラグを使うのに適した硬さです。

H(ヘビー)

14g〜50gのルアーに適しています。カバー などが発生しているエリアで、その奥にルアーを送り込むウエイトのヘビーテキサスやラバージグなどのパンチングと言われる釣り方や、大型プラグのパワーのいる釣り向きの硬さです。

XH(エクストラヘビー)

15g〜150gのルアーに適しています。ビックベイトと言ったとても重たいルアーに使われる硬さで、パワーで貫くスタイルで魅力的です。

テーパー

ロッド、硬さの他にも曲がり具合によって差別化されています。この曲がり具合のことをテーパーと言います。どこから曲がるかによって魚のかかり具合が変わってきたり、得意・不得意な釣り方が出てきます。

バス釣りに関しては、ファーストテーパー、レギュラーテーパー、スローテーパーの3種類を知っていれば大丈夫です。

ファーストテーパー

7:3に曲がる作りで、穂先だけで細かいアクションをつけやすいテーパーです。ただし、キャストのしにくさや魚をかけた時に、穂先だけで合わせを行うので、弾いてバラすという特徴もあります。なので、ワームで細かいアクションをつけるのに向いていて、巻物などが苦手です。

レギュラーテーパー

5:5で曲がる作りで、中心部から曲がってくれる使いやすいテーパーです。ファーストテーパーよりキャストがしやすく、魚をかけた時に穂先から中間部までロッドが入り込んでくれます。なので、ワームでも巻物でも使いやすいバーサタイルです。初心者の方は、レギュラーテーパーから購入するのをオススメします。

スローテーパー

バッドあたりからティップにかけてロッド全体が曲がるテーパー。巻物の釣りに向いており、即アワセなどはせずロッドの特性を活かし、魚に深くフッキングできます。ロッドが張りすぎずうまくしなってくれるので、ラインブレイクしづらいのも特徴です。

ロッドの長さ

ロッドは魚種に合わせた長さがあります。バスロッドは、投げたいルアー、投げる距離、投げる場所で長さを決めていきます。なので、自分の状況に合わせてロッドを選びましょう。ロッドの表記は「○フィート○インチ」の形で書かれいることが多いのですが、今回は見やすいように「○’○”」で表記しています。

6’0”〜6’5”(ショートロッド)

野池などのフィールドでキャストする時にロッドが振りかぶれないなど、ルアーのキャスト、操作性を良くしたいのならばショートロッドを選ぶことをオススメします。

初心者の方は、6’3”〜6’5”クラスのロッドがルアーの飛距離も出てルアーの操作がしやすいと思います。また、魚を見つけた時のフィネスロッドとして使用することが多いです。スピニングロッドの購入で参考にすることをオススメします。

6’5”〜7’2”(ミドルロッド)

おかっぱりで1本持つなら、フィールドが広いリザーバー・池、少し狭い小規模リバー・クリークなど遠投、近距離キャストができてどこでも活躍してくるクラスのロッド。ロッド1本でなんでも扱いたい、ランガンで1日中歩き回るなら、6’10”のロッドがオススメです。巻物やカバー撃ち、フィネスなどなんでもできる長さになってくるので、ベイトフィネスやバーサタイルのベイトロッドの購入で参考にすることをオススメします。

7’2”〜8’3”(ロングロッド)

ロッドが振れる池やリザーバー、遠投が必要になってっくる場所で活躍するクラスのロッド。ヘビキャロや高比重ワームをボトズル引きする場合など、ロッドの操作性より遠投を重視するエリアで大活躍するクラスのロッド。沖のノープレッシャーのバスなどをかけてロングファイトを楽しめるのでオススメです。

まとめ

今回はロッドの選び方を紹介しました。初心者の方やまだロッドを何本も揃えられない方は、バーサタイルな釣りができるロッドが良いと思います。

スピニングロッドを選ぶなら、Lクラスのファーストペーパーかレギュラーペーパーで、長さは6’5”がキャスト精度やルアーの操作性が高くてオススメです。

ベイトロッドを選ぶならなら、Mクラスのレギュラーテーパーがおすすめです。長さは6’10”であれば、1本で何でもできるといった特徴があります。巻物や打ち物などたくさんのルアーやワームをいろんなシチュエーションで使い分けることでき、コストを抑えつつ釣りの勉強が沢山できるのでオススメです。