「13ポイズンアドレナ1610M」レビュー / 購入後4年使ってみての感想

今回は、僕が約4年使用したSIMANOの「13ポイズンアドレナ1610M」を紹介します。

まず、軽く僕のバス釣り歴を話します。僕が本格的に釣りを始めたのは、今から5年ほど前。高校1年生の冬に、釣りをしている友達と出会ってからになります。その年にSIMANOの「ゾディアス166M-2」を購入し、その翌年に今回紹介するポイズンアドレナを購入しました。

「ポイズンシリーズ」とは?

大手メーカー「SIMANO」と有名ルアーメーカー「JACKALL」が共同制作したのが“ポイズンシリーズ”です。

ポイズンシリーズは全3種類。「ポイズンアルティマ」「ポイズングロリアス」「ポイズンアドレナ」になり、価格は以下の通りです(現行モデル参考)。

  • アルティマ…78,800~92,400円
  • グロリアス…59,900~65,600円
  • アドレナ…34,700~44,400円

アルティマ、グロリアスになってくると、手が出しづらい値段ですね……。

ポイズンアドレナの特徴

アドレナは、ポイズンシリーズの中で1番下のグレードで、新社会人の方や学生さんなどでも、貯金をすれば手が届く値段になってると思います。このロッドは、感度と軽量化に特化してあおり、コスパがすごくいい1本です。些細なアタリも分かりやすく、おかっぱりで1日中釣りをしても疲労感がなく、ストレスを感じにくいロッドだと思います。

性能、仕様

アドレナの感度、軽さは何故すごいのでしょうか。

特徴的な要素は以下の通りです。

  • カーボンモノコックグリップ
  • CI4
  • スパイラルX
  • タフテックα

カーボンモノコックグリップ

まずはなんと言ってもこれ! と言えるのがカーボンモノコックグリップ。

グリップは竿の持ち手の部分で、リールを装着する「フロントグリップ」と、その下にある「リアグリップ」に分かれています。基本的に、グリップはEVAと言われるスポンジ素材のものか、コルク素材です。しかし、アドレナはリアグリップがカーボン素材になっており、鉄パイプを握った時のような質感があります。

スポンジやコルクの場合はやや鈍いアタリなのですが、カーボン素材を採用することで、甲高いアタリを感じられるのが特徴です。その上、グリップの中が空洞になっているので、軽量化にも繋がっています。

CI4

CI4は、炭素繊維強化樹脂と言われるSIMANO独自のカーボン素材です。今となっては、こn素材がSIMANO製品に多く見られるようになりました。軽量化はもちろん、耐久力も大幅に向上しており、ロッドや小さめのリールなどに使用されていることが多いです。

スパイラルX

ロッドは、ある程度以上の力が加わると折れてしまいます。それを防ぐためにカーボンを巻いてあるものがあり、これによって強度があがります。人の身体に例えるなら、サポーターのようなものです。

メーカーやロッドの設計によって巻き方は変わってくるのですが、スパイラルXは三層構造になっています。では、3層構造とは? まず、ロッドそのものが1層になっており、その内側と外側にカーボンテープを逆方向、斜めに密巻きして3層で構成されています。この巻き方をすることによって、強度はもちろんロッドのパワーが上がるので、魚をかけた時の主導権を握ることができます。

タフテックα

タフテックαとは、張りを抑えて柔軟性を向上させたカーボン素材のソリッド穂先のこと。穂先の径を落とさずに強度を保ちながら、しなやかで繊細な曲がりになるように設定されています。

実際使ってみて

実際に使ってみて思った良い所と、苦手な所を書いていきます。今回は1610Mの番手の使用感になります。

良い所

  • 感度がいい。
  • ロッドが軽い
  • 1本でなんでもできる
  • ハードプラグが使いやすい(巻物)。
  • 遠投しやすい。
  • 魚をかけた後の粘りがある。

良い所

まずはなんと言っても感度!魚のアタリや、ボトムのストラクチャー(沈み物)の違いが僕には分かりやすかったです。わずかな違和感も感じ取れるロッドだと思います。

Mクラスのバーサタイルモデルのロッドになっており、おかっぱりするならこの1本で1日動けるのが好印象でした。僕はクリークがメインなので、何本もロッドを持っていくのが苦痛でしかたないタイプの人間です。なので、歩く時はタックルボックスの中にフィネス、ハードプラグ、テキサスなど入れて、色々な物を投げてます。

1日投げるのは結構疲れが来るんですが、ロッドが軽く、少しの力で遠投できるカーボンの性能が良いので、疲れを感じさせないのが強みです。

使いやすかったルアーは巻物系のルアーです。なぜなら、巻物のルアーでも感度が生きてくるからです。リップが付いているシャドやクランクではハードボトムをコツコツ巻いている時にくるゴンっとくるアタリ、その後かけてからの粘り強さがとても楽しさを感じさせてくれます!

苦手な所

  • テキサスなどのフッキングが決まりづらい
  • カバー周りに弱い
  • キャストが狙ったところに入れづらい

やはりMクラスのロッドなので、パワー系(テキサスなど)、カバー周りの釣りが苦手です。できないことはないですが、フッキングが決まらなかったりカバーに巻かれたりすることがありました。なので、パワー系の釣りをしたい、フッキングをしっかりと決めたいという方は、MH、Hのロッドをおすすめします!

まとめ

約4年使ってみて、色々と活躍してくれたロッドです。今入手するなら中古になると思います。なので、手に入れやすい値段になっていて、学生さんや中古でも良くて新しいロッドが欲しいという方におすすめです。

特におかっぱり一本で巻物をランガンしたい人にもおすすめできるロッドです。ぜひ購入してみてください。